【リーダーズミーティング開催レポート】DX推進で効率化!
7月24日、サカタ製作所様の本社にて、市内企業の情報システム部門の責任者が集う「リーダーズミーティング」を実施しました。
5回目を迎えた今回は、サカタ製作所様のDXの取り組みをご紹介いただき、さらに工場見学で実際の活用事例を見させていただきました。
▼熱心に説明に聞き入るリーダーズの方々

ハンディ端末が変える実績収集と残業削減
まず印象的だったのは、ハンディ端末の導入事例です。これにより現場の作業実績が正確に把握できるようになり、これを基にした綿密な作業分析で、残業時間削減に繋がったそうです。これはまさに、働き方改革の素晴らしい一歩だと感じました。また、ハンディ端末だけでなく、業務内容に応じてタブレット端末も使い分けるなど、現場では作業者目線の工夫がしっかりと取り入れられていた事が印象的でした。
データ活用でリスクを管理し、業務を最適化
デジタル活用の恩恵は多岐にわたると話されていました。特に印象的だったのは、金型の使用実績データを詳細に収集・分析することで、突発的な破損による生産停止リスクにも対応している点です。
また、FAXで届く書類をPDFに変換して管理している事例も紹介されました。これによりテレワーク社員も確認可能になり、場所にとらわれない働き方が実現されていることが分かりました。
工場見学で深まる理解
続いての工場見学では、ご紹介いただいたハンディ端末や、進捗状況が表示された大型モニターが、実際に現場で活用されている様子を見学させていただきました。
現場で実際に使われている様子を見ることで、「なるほど、こういった形で活用されているのか」と具体的なイメージがぐっと鮮明になり、理解が一段と深まりました。実際に動く現場を見るのは、やはり発見の連続です。
さらに、工場内の環境にも驚かされました。熱中症対策として空調が整備されており、暑い日でも快適に作業できる環境がしっかりと整えられていました。また、どこを見ても整理整頓が行き届いていて、とてもきれいな印象を受けました。こうした環境づくりが、業務の効率化にもつながっているのだと実感しました。
まとめと感謝
今回のリーダーズミーティングでは、サカタ製作所様の先進的なDX推進の取り組みに触れ、デジタル化がいかに業務効率化やリスク管理、さらには働き方改善に繋がるかを肌で感じることができました。具体的な活用事例を現場で見学できたことは、参加者の皆様にとっても大いに刺激になったことでしょう。
会場の提供とご案内いただいたサカタ製作所様、また本ミーティングにご参加いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。今回の学びが、皆様の組織におけるDX推進の一助となれば幸いです。