DX成功への第一歩とは? ~自社業務プロセスの「見える化」と課題の抽出~
1. ビジネスプロセスを意識することが重要です
DX(デジタルトランスフォーメーション)を成功させるためには、まず自社の業務プロセスをしっかりと「見える化」し、課題を明確にすることが重要です。
最初のステップでは、現場の担当者や経営者が「なんとなくここに問題がありそうだ」「将来的にこうなりたい」という方向性が少しでも見えてきたら、当センターの相談員が実際に現場に伺います。そして、業務プロセスを丁寧にヒアリングし、整理していきます。
企業の皆さまと数回にわたってセッションを重ねることで、不満や問題点が自然と浮かび上がってきます。それらを「現状業務フロー」と「課題管理表」にまとめて整理し、業務全体を俯瞰しながら、どのプロセスに課題があるのかを明確にします。そして、課題解決に向けた改善の方向性を関係者全員で共有します。
▼現状業務の「見える化」(例)
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また、全社員が自社の業務プロセス全体を把握し、自分の担当業務だけでなく、前後の工程や他部署とのつながりを意識できるようになります。このプロセスを通じて、業務の「ムリ(無理な作業)」「ムラ(ばらつき)」「ムダ(不要な作業)」を洗い出し、業務の効率化や最適化を目指します。
▼個々の課題を集約して分類し優先順位付け(例)
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2. DXに踏み出せずにいる中小・中堅企業の皆さまへ
「DX」という言葉には難しいイメージがあり、ITコンサルタントやストラテジストに依頼すると高額な費用がかかる、あるいはハードルが高いと感じる企業も多いかもしれません。
しかし、当センターの取り組みは、従来からのIT導入やISO(国際標準化機構)における現状分析の手法と基本的には変わりません。
特別な経営戦略や高度な知識が必要というわけではなく、「現場の困りごとを解決すること」を第一に考えています。
そのため、最も身近な課題で無理なく始められる「スモールスタート」を基本方針とし、企業の皆さまと一緒に伴走し、DXのメリットを体感しながら取り組んでいきます。DXに対して「難しそう」「自社には無理かもしれない」と感じている中小・中堅企業の皆さまも、まずは業務プロセスの見える化から始めてみませんか?
私たちは、企業の皆さまが自社に合った形でDXを成功に導けるよう、全力でサポートいたします。
▼DXのステップ(例)
