ながおかDXセンター

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2026.02.04
【開催レポート】第2回 デジタル活用個別相談会:現場から始めるDXの第一歩

本相談会は、ながおかDXセンターの相談員が、中小・小規模事業者の皆様と1社ずつ向き合いながら、現場の実情に即したデジタル活用・DXの進め方を一緒に考える個別相談会です。
今回も、製造業・サービス業など幅広い業種の皆様から、「日々の業務で感じている、リアルな困りごと」が数多く寄せられました。

今回寄せられた主な相談テーマと、解決へのアプローチ

 今回の相談会では、特に次の3つのテーマに関心が集まりました。

① 現場の負担を減らす「ペーパーレス化」
 多くの企業で共通していたのが、長年続いてきた“紙中心の業務”への課題意識です。

  • 大量印刷の削減: 毎月約4,000枚配布しているパート社員向け予定表について、ExcelデータをPDF化し、デジタル配布から始める「無理のないスモールスタート」をご提案(R社様)
  • FAXのデジタル化: 市外局番はそのままに、受信内容をクラウドで管理できる「インターネットFAX」の導入検討(N社様)
  • 厨房・現場での情報共有改善: PC操作に不慣れな現場でも使いやすいLINE WORKSを活用し、掲示板やチャットで注文情報を共有する仕組みをご紹介(A社様)

電話からチャットへ ― コミュニケーションの変革
 「電話対応で作業が中断されてしまう」という声も多く聞かれました。

  • ツールの一本化: Microsoft 365(Teams)やGoogle Workspaceを活用し、 チャット・ファイル共有・スケジュール管理を連動させた運用をご提案(S社様、J社様)
  • チャットを定着させるための工夫: 「短文・結論から」「5W1Hを意識する」など、 ツールを“入れて終わり”にしないための運用ルールづくりについてもアドバイスしました。

安心して使うための「セキュリティ対策」と「生成AI活用」
 新しい技術を安全に、業務で使える形にすることも重要なテーマです。

  • 脱PPAPへの対応: パスワード付きZIPファイルを廃止し、BoxやOneDriveなどクラウドストレージによる安全なURL共有への移行を提案
  • 生成AIの業務活用: Microsoft 365 CopilotやGeminiを「社内の事務アシスタント」として活用する具体例をご紹介。
    あわせて、企業向け(エンタープライズ版)を利用し、情報漏えいリスクを抑える重要性も確認しました。

デジタル活用を進めるための共通アドバイス

 相談を通じて共通してお伝えしたのは、「いきなり全部を変えなくていい」ということです。

  • ステップ1:「紙」や「電話」にかかっているコスト(枚数・作業時間)を見える化
  • ステップ2:抵抗の少ない部署や希望者から、紙とデジタルの並行運用を開始
  • ステップ3:成功体験を積み重ね、全社的なルール(運用ガイドライン)へ展開

おわりに

 デジタル活用は、人手不足への対応や生産性向上に向けた現実的で確実な一歩です。
ながおかDXセンターでは、
「ツールありき」ではなく、現場の状況や企業ごとのペースを大切にした伴走支援を行っています。
「何から手をつけていいかわからない」
「うちの会社でもできるのだろうか」
そんな段階からでも、どうぞお気軽にご相談ください。