【DX支援企業様のご紹介】株式会社モッズ様
このたび、ながおかDXセンターで支援させていただいた株式会社モッズ様のITシステムが本稼働しましたのでご紹介します。
【背景】
当センター開設直後の令和6年9月に富山第一銀行様より紹介いただいた、当センター初期のDX相談企業様です。
同社では高級アパレルブランドの縫製を営んでおり、シーズン毎に短納期高品質を求められる中で、生産計画から生産実績の収集・進捗管理まで、すべて工場長を中心にEXCELを含めた手書き資料や口頭での指示・報告にて現場とのコミュニケーションを図っている状況でした。
したがって極端に属人化がすすんでおり、作業負荷の高い状況が恒常的に続いていました。
【経緯】
そのような中で今回のご相談をいただき、弊センターにて現状分析と対策案をまとめ、市内IT組合2団体へ提案を依頼し、複数社のITベンダー様より提案を頂きました。
提案に対し社長・専務・取締役工場長によるトップダウンで迅速に決断され、令和7年5月に株式会社インプレッシヴ様のご提案が採用されてシステム導入プロジェクトが進められ、先日(1月6日)無事に本稼働に至りました。
▼ベンダー提案の様子(当時)

【改善効果】
従来、IT機器に馴染みが薄い作業現場で、外国人労働者も含めた作業者全員が、情報端末(スマートフォン50台)を操作して作業実績の登録を始めました。
(※本稼働後2週間、システム検証や操作訓練で手書きとシステムの平行処理を実施)
今までは工場長が2時間ごとに手書きの記録を集め、EXCELに集計しながら進捗をチェックしていたものが、作業実績は瞬時に反映され、作業の変更指示等が迅速にできるようになります。
【モッズ様の評価】
「担当の方が、多忙な現場に積極的に提言し、専任者を見極めて徹底的に議論を重ね、現場作業者とのコミュニケーションも密に図って率先して指導していただいた。また、当該システム以外にも、気づいた点を指摘いただいて改善できた。短期間で、これだけの成果をだせるなんてすごい」とのお言葉を頂戴しました。
【成功のポイント】
同じような業種や業務であっても企業様の状況は千差万別ですが、本件での着目すべきポイントとしては
[モッズ様]
・経営判断の速さ(提案承認、ベンダー選定、開発計画など)
・課題と優先順位が社内で共有されていた
・今回を契機にグループ全体のIT専任担当を採用し体制を整えた
・現場の作業者がITに対して抵抗がない(抵抗ないように指導した)
[インプレッシヴ様]
・IT技術者の座席を工場内に用意して頂き、現場とのコミュニケーションや多忙な工場長の空いた時間にいつでも質問できる準備をした
・ベースとなるソリューションがあり、現物を見ながら仕様がまとめられ短時間で予算に見合った対応できた
・作業者が機器や操作に慣れるまでのフォロー計画も盛り込んで利用者に安心感を与えられる
・作業範囲にこだわることなくIT技術者目線でユーザーと接して信頼を得た
にあると感じております。
【今後に向けて】
ながおかDXセンターでは、今回の取り組みをスモールスタートによる第一歩と捉え、現場に寄り添いながら次のステップへつなげる支援を行ってきました。
本取り組みをきっかけに、今後も業務の改善・改革を継続的に進め、さらなる業務変革(トランスフォーメーション:DX)が推進されていくことを期待しています。
▼完了報告会の様子

- お客様名
- 株式会社モッズ様
